4ヶ月健診

昨日でちょうど4ヶ月を迎えた次男。今日はその4ヶ月健診だった。
20人ほどのプクプクした赤ちゃんを見るとどの子も本当に愛らしい。
その中で、ただ一人装具を付けている息子。
そのまま抱っこしているとインパクトがあるので、結構な視線を感じる。


実は、先天性股関節脱臼で5月末からリーメンビューゲルという装具を付けて治療している。
私の両親が生後2ヶ月経つ前に「右足の開き方が悪いんじゃないか?」と気づき、保健師さんに相談したところ大きな病院を紹介…で精研してもらった結果、完全な脱臼ではないけれど正常な位置にないため、装具で治療しましょうということになった。
お風呂以外24時間の装着…大人だったら発狂するだろうに、初日こそ15分ごとに泣いていたが、次の日からは適応しているから、赤ちゃんって素晴らしい。


なぜ、両親は医師でもないのに気づいたかというと、私が生まれながらそうだったから…らしい。
目の形や耳の形が親に似ているように、股関節の形ももちろん遺伝するらしい。
幸いにも軽いようで真夏までにはとれる予定ではある。
が…初めて装具をつけた息子を見たときは、こんな小さな体に…と申し訳ない気持ちで正直涙が出そうになった。
しかし、母が付き添いで隣りにいたため、泣いてしまえばなぜか責任を感じていた母を何となく責めているようにも取られるため、泣くわけにもいかず…


まぁ見慣れればサスペンダーをしているようで可愛らしい。


何より、誰よりも早く気づき早期治療を受けるきっかけをくれた両親に感謝。
だし、母の言葉はさすが経験者だけあって説得力があり、大きな励みになる。
私の場合は入院も長く、当分ギブスで固定していたそうなので、もっと大変な思いをして育ててくれたんだなぁと今さらながらに有り難い気持ちになったり。


まぁ不治の病でもなく、現に私も今のところ元気に飛んだり跳ねたり(年齢的にキツい動きもありますが…)できるので、数年たてば、あんなこともあったなぁ〜と思い出話になること必須なわけで。
スーパーで、おばちゃんに上から下までジロォ〜っと見られたときはさすがにムッとしたけれど、なるほどこういう気持なのかと勉強にもなったし。
長男も、弟だけには優しくなってくれているし。


来年の今頃可愛いヨチヨチ歩きを見せてくれるための今を大切にしたいと思います。