ぐりとぐら
ひさびさにブログを更新するというのに、仕事の合間の逃避行…
逃げ癖…いくつになっても治りません。
ぐりとぐらが生誕50年!らしい。
- 作者: なかがわりえこ,おおむらゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/01/20
- メディア: ハードカバー
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どれをとっても洗練されていて、本当に脱帽する。
初めて読んだのは幼稚園の時。
作者と名前が似ていることから手に取った…気がする。
で、あのフライパンから溢れそうなふわふわの黄色いカステラのページを開いたときの感動!
「何ておいしそうなホットケーキなんだ!(よだれ)」
あれをカステラと理解できない、食いしん坊。
みんなで分け合って食べるともっと美味しいよね!というメッセージなんて全く届いていなかったただの食いしん坊。
当時の絵本貸出カードが卒園アルバムに残っていたのだけど。
上から「ねずみくんのチョッキ」「ぐりとぐら」「ぐりとぐら」「バーバパパ」「ぐりとぐら」「もちもちの木」「ぐりとぐら」「バーバパパ」「ぐりとぐら」…
と、「ぐりとぐら」の率が相当高い。
「もちもちの木」に関しては、いつも同じ絵本ばかり借りるのはどうか…という先生の作為がかなり伺える。
当時、あの絵は内容は素晴らしくとも正直怖かった。
時は過ぎ…
市川実日子だったと思うのだけど、雑誌で「ぐりとぐらが好き」という内容の記事を読み。
「お〜ぐりとぐら、可愛いよね♪」とミーハー半分でシリーズを大人買い。
改めて読むとその世界に引き込まれ、またまた虜に。
ちなみに、ねずみ年には著作権がどうなのか疑問だけれど、ぐりとぐら。
絵葉書や一筆箋もぐりとぐら。
かるただってぐりとぐら。
折り紙だって折れるよ、ぐりとぐら。
実は前々職では、勝手に紙芝居に歌まで作り運動会のネタにまでしたこともある。
保護者の方にお願いして、子どもたちは皆あのトンガリ帽子をかぶって。
それはそれは可愛かった。
ここまでくると、狂に近い…。
今長男がぐりとぐらを楽しめる年齢になり、喜んで聞いてくれるのだけど。
「カステラ」の場面より「卵の車」の場面の方に目が輝く…
私の血を受け継いで人一倍食いしん坊な長男のはずなのに…。
「咲玖がぐりで、郁玖がぐら」で「咲玖が青で、郁玖が赤」なのだそう。合ってるのか?
しかし子どもの頃読んだ絵本を再び我が子と共に楽しめるなんて幸せ以外何物でもない。
今度あんなカステラ作ってみたいなぁ。
ぐりとぐら50歳おめでとう!