ホットスポット

よく古本屋を利用する。


本は好きだけど結構なお値段だし、ど〜してもすぐ読みたい本
とか、これは!!っと思うもの以外は、古本屋に出回るのを待つ。
節約にもなるし、廃版になった絵本とか案外掘り出しものもあって
お得感がある。


ので、姫路に住んでいた頃はよく一人で古本屋にふら〜っと出かけて
いたし、旦那とも何かにつけ行っていた。


で、引っ越してきて=息子が生まれてしばらく、本を落ち着いて
読む時間もなかったので、本屋にも古本屋にも縁遠くなっていた。


しかし、ちょうど一年ほど前、笠岡にある全国チェーンの古本屋に
旦那と出かけた。


ここからは個人的な見解で、かなり色眼鏡で見ているとご理解ください。
わりと小さめの店内に入るや否や、様々なフィギュアやらカードやらが
並び、そこここにアニメや漫画が好きそうな男の子や女の子がいて。
なにやら手には指だけでる黒い革チックな手袋をなぜか片手にだけ
はめていたり。
眼鏡率は断然高く。
イヤホンから流れる音楽に立てノリになりながら、漫画を立ち読んで
いたり。
狭い通路でそれぞれの人と眼が合いそうになるも、けっして目が
合うことはなく。


ここは老人が多い町だ。
スーパーに出かけると駐車場には7割方もみじマーク改め四つ葉マーク
の車がひしめき合っている。
しかし、こんなところにこんなに若者がいるとは。
ディープな笠岡を見た気がした。
店の中全体に漂う独特のオーラがあって少し動悸がした。


現在はオタクと呼ぶのかマニアと言うのかは知らない。
私にもそういう特性は存分にあると思う。
ので、けっして中傷で言っているのではない。
一つ言えるのは「こういう場所があって良かった」


勝手な想像だけど、普段は大人しく静かに過ごしている人が多い。
でも、自分の好きなことがあって、好きな場所があって、
そこで本当の自分といいましょうか、好きなことを存分に味わえる
というのは、とっても大切なことなんだと思う。

ホント勝手な見解であり、個人的な感想なんだけど。


正直ひとりでは、行けなくなってしまった古本屋。
しかし懲りずに先日も旦那と行って、そんな空気を楽しみながら
古本を2冊(流星の絆←ドラマにはまった&忍びの国)を購入して帰った。
ちょっと息子を連れていく勇気はまだないけど。
ディープ笠岡に仲間入り♪


なにが言いたいのかわからない日記でした。