シンメトリー

今年に入って、ようやく2冊本が読めた。


一冊目は『シンメトリー』誉田哲也

シンメトリー (光文社文庫)

シンメトリー (光文社文庫)

現在フジ系列で火曜夜9時からしている「ストロベリーナイト」の原作だ。

主役の姫川を竹内結子がピッタリはまり役で演じていて面白い。
控え目な西島秀俊がまたカッコ良い♪おっとなぁ〜。
曲者の配役もまんまな雰囲気で面白い。


で、読んでみた=ミーハー気分で読んでみた。


短編になっているので、唐突に事件は起き、唐突に犯人も分かってしまう
ので、少し「??」と思うところもあるけれど。
でも、姫川の心理描写が細かくて面白かった。


特に「右では殴らない」の女子高生を論破する場面があるのだが、原作は
「そこまで言っちゃえたらおばさんとしては気持ちいいよなぁ」と思える
ほどの、男前っぷり。
しかしドラマではある程度節度を持ったセリフになっていたので、
当たり前だけど少し残念な感じだった。


寝る前とか少しの空き時間で簡単に読めるので、通勤通学には
オススメかもしれない。