日曜日

昨日は、旦那の勤める会社のお祭りに出かけた。
年に一度、地域への貢献やら交流やらなんやらで、行われるもの。


普段は入れない構内に車をとめ、広い道路の上を縦横無尽に走る太いパイプや長〜い煙突、ドでかいトラックに息子の目はキラキラ。
私はと言うと、ザ・工業地帯の空気の悪さ、独特のにおいに、鼻毛が伸びそうだな…と感じつつ…じぃじと旦那に感謝しつつ。


一番最初に、じぃじが作っているうどんを食べに。
大きなお揚げにわかめ、天かすも入って、100円也(もっともタダで食べさせてもらったのだけど)。
売れれば、売れるだけ赤字らしい。
そのへんが、地域貢献とか。美味しゅうございました。


お次に、息子はどうしても金魚すくいがしたいと言い張り。
どうせ無理だよなぁ、と思いつつもすることに。


しか〜し、息子を侮っていた母。
息子は、もらったポイをザブンときっぷよく水につけ、おいおいもぅ破れちゃうよと思ったのも束の間。
すーっと、赤い金魚を手前にすくって、左手に持った器に入れたのだ!
すっ、すっ、すげ〜。まぁビギナーズラックだな。


次に狙うは、黒い出目金。
こちらは結構大きいので、もぅ無理だよなぁと思ったのだが、いやいや…あっという間にすくって、器に。
近くで見ていた小学生のお姉ちゃんたちに「この子、テレビに出られるで!」と言われるほど。


その後も、もう1匹赤い金魚をすくった。
破れてしまったポイでも、1匹すくってはみたものの、器に入る前に落ちてしまい、結局計3匹の金魚をすくった。
こんな才能が息子にあったとは…
しかし、どう生かしてやったらいいのか。


3匹入れてもらったビニール袋を大事そうにず〜っと手にぶら下げ、ヨーヨー風船を釣り、アイスを食べ、アンパンマンショーを見てトロッコ列車に乗り大満足で帰路についた。


その後スーパーで、金魚の餌と酸素のタブレットを買い、息子はこれも大事そうに持ち帰り、さっそく金魚に与えていた。
「金魚さん、待っててねぇ♪えさ食べましょうね♪」とか言いながら。

←実は、息子が昼寝をしている間に1匹が飛び出て死んでしまった。そのことに息子は気付いていない。
今、息子は金魚に夢中。
今朝も、保育所にいくギリギリまで金魚鉢のそばから離れず、何やら話しかけている。
「いってきま〜す」も今日はおばあちゃんには言わず、金魚に。
私にも、金魚にいってきますと言いなさいと命令。


これが、息絶えてしまったらどうなるのか…
頼むから、金魚さん長生きしてくれ!と願う母なのです。