散髪

土曜日に美容院に行った。
私ではなく息子の髪を切りに。


隣りのお姉ちゃんに「最近、ホトちゃんに見えてくるわぁ」と言われたから(笑)
確かに、変に伸びてきてビミョ〜な髪型になっていた。
今まで、バリカンで坊主にしたあと、あまり伸びないので鬱陶しそうなところだけ私が、チョキチョキ切っていたのだ。


もはや限界か。
本当なら、今年もバリカンでウィ〜ンと刈り上げてしまいたいところなのだけど、我が家では今年七五三をすることに決定したばかりなので、今坊主にすると袴姿にツンツン頭になってしまう…ので断念。


ということで、美容院に行って来た。
ばぁばがいつも行っているところで、大人しいワンちゃんが出迎えてくれるし、息子も一度だけ覗いたことがあるので、まぁ良いだろうと。
「髪チョキチョキしてもらおうね♪」と本人も楽しみにしている。


で、切ってもらった。
一人で上がったり下がったりする椅子にチョコンと座り、そこから鏡をじっと見つめたまま、微動だにしない。
一言もしゃべらない。
だが、決して不機嫌ではなさそうだ。
ハラハラ落ちる髪を目で追ったり、鏡越しに美容師さんが持つハサミを見つめたり。
隣りに座る年配の方の膝に、ワンちゃんが座っているのを見て、「さくのワンワンは?」と自分の膝にも犬を乗せろと催促したくらいで、後はしゃべらない。
なぜかよだれが垂れていた。
どうやら、いっぱいいっぱいだったようだ。


シャンプー台で仰向けになり、大人と同じようにガーゼを顔にかけてもらい、大人しくシャンプーもしてもらった。
家とは別人だ。


私は、その大人しぶりが可笑しくて笑いを堪えていたのだけど、本人には「かっこいいねぇ、ずっと座れるなんてお兄ちゃんだね」と一しきり褒めちぎった。
最後には、「ありがとうございました」と挨拶もでき、御褒美にとアメちゃんを頂いた。


家に帰り、「オレ男前よぉ♪」と一人ひとりに言っていた。確かに、その髪型に「オレ」は似合うけど、どこで覚えたのか。


で、この満面の笑み。
男前かどうかは??だけど、さすがプロ。
髪質とか流れに合わせて、いいようにしてくださいました。
ありがたや。