夏の終わり

8月も終わろうとしている。
子どもの頃ならともかく、専業主婦をしている身としては、365日毎日休み
のような、仕事のようなものなので、関係ないのだが…
なんとなく、8月の終わりは寂しい気分になる。
口に出すなら「あぁあ〜終わっちゃうのかぁ」だ。


まだまだ暑い日は続くし、宿題もないし、9月から新たに始まることも
ないのだが。
なんなんでしょうこの気持ち。
義務教育6年プラスαの間に染み付いたものなのか。
はたまた、教員をしていた時、明らかに子どもよりも夏休みの終わりを
悲しんだ余韻なのか。

なんだかちょっと焦ってみたり、この夏を振り返ってみたり、感傷的にも
なる。


確かに最近、赤とんぼを見かけたり、入道雲に交じってウロコ雲になり
かけた雲をみたり。
海風も生暖かいよりも、涼しくなってきた。
NHKみんなのうたではないが、夏と秋がかくれんぼをしているみたいだ。


昔は、夏が一番好きだったが、紫外線が気になるお年頃だし、草取り水やり
は大変だし、蚊も多いし…
まぁそれでもやっぱり夏の太陽の下で汗を思い切りかくのは気持ちいいのだ
けど、少しずつ秋を待ち遠しく感じるようになったきた。


さぁ、気持ちを切り替えて読書の秋に向けて古本屋にでもでかけますか。
それとも、美味しい秋刀魚を買いに行きますか。
やっぱり、夏物最終バーゲンでしょう。