抵抗

さて、昨日から入園した息子だが、お迎えに行った時にはお遊戯室で
遊んでいたようで、先生に「お母さん来たよ〜」と声を掛けてもらうと
笑顔でスタスタと出てきて、廊下を走りながら帰ってきました。


どうやら2時間泣きっぱなしではなかったよう。
おやつを食べる頃には機嫌も良くなっていましたとのこと。


食べモノには目がないのがこんな時に役に立つとは。
普段は会う人会う人に「お腹空いてるの?」と聞かれるくらいすごい
食べっぷりに、母としては恥ずかしいばかりなのだけれど。
まぁ、初めての場所でも一人でも食べ物が食べられるというのは、
ある意味生きる力ということにしておこう。


帰りの車の中では
「ガッコ(保育所)いったでぇ、せんせバイバイしたでぇ、かぁちゃん
 くるでぇ」
と、何となく誇らしげに教えてくれた。
ちなみに、「でぇ」というのは方言では決してなく、「ねぇ」というのが
なぜか「でぇ」になっている。


さてさて、一晩明けて今朝…
機嫌よくいつもの通り自分から6時45分に起きてきて、ゆ〜っくり
朝ごはんを食べて、大好きなコッシーを見て。
そろそろお着換え致しましょうか?と声を掛けたところ…
「いや!」と一切パジャマを脱ごうとしない。


何とかパンツ一丁にまではなれたものの、今度は服を着ることを
断固拒否!!!
「いやなのぉ!」の一点張りで…
無理やり着せるも、肌着が破れるんじゃないかと思うくらいの勢いで
脱ぎ散らし。
唯一まとったのが、ベージュのブランケット…



あんた、そりゃぁ女神さんですか?
朝日に涙も鼻水も照らされて、何と神々しいこと。


いやぁ、こんなこと初めてで。
息子なりに、服を着たら知らんところに連れて行かれ、母と離れること
必至と感じての抵抗なんでしょう。


しかし、しばらくすると腹をくくったのか協力的にすべて服を着て
最終的には「でんしゃ、ガッコかばん!」と保育所へ持っていく
自分のカバンを自ら頭から掛け家を出た。
親バカですが、息子えらい!と涙が出そうでした。


まぁ、保育所に着くなり泣き叫んで帰ろうとしていましたが…
羨ましいくらい毎日成長する子どもって、ホントすごい。