アンパンマン紀行①

18日、19日と高知へ旅行へ行った。
多分、5回目の高知…いつもは地酒に郷土料理そして龍馬!が目的だが、
今回の目的はアンパンマン


行きは、私と息子だけ琴平駅から高知駅まで「南風7号」のアンパンマン列車
に乗って行った。
ちょうど12時過ぎの電車だったので、アンパンマン弁当を予約したかったの
だけれど、なんでも何かあったらしく…現在車内での販売は中止らしかった。


ので、手作り弁当を持ち込み、息子と二人でパクパク。
車内は、1号車をグリーン席とアンパンマンシートに分けてあるのだけれど
1両を扉で遮っているので、正直圧迫感と言うか閉塞感は否めない。


でも、あちらこちらにアンパンマンや様々なキャラクターがいて、息子は
大喜び!
    

しかし。
乗り物に弱い私は、大歩危小歩危などの大変景色のよい渓谷を列車が蛇行
する度に、息子と競って食べた唐揚げや卵焼きが胃の中で暴れまくり…
結局、高知に着くまで息子をトイレに連れ込み、2度ほど…
もう母ちゃんは、アンパンマン列車には乗りません。
次は、父ちゃんとどうぞ。
ビデオやカメラに収める指令もほぼ無視。
でも、何から何まで父親似の息子は、お弁当を平らげ外の景色を楽しみ
アンパンマンの歌を歌いながら最後まで満喫していたのが、何よりの
救いだった。


高知駅では、坂本龍馬がお出迎え。
本来ならテンションが上がるはずが、胃の中身が空っぽのため、ヘロヘロ…
2歳の息子に手を引いてもらいながら、何とか父ちゃんと合流。
ホテルへチェックイン。
今回は「7days hotel plus」というビジネスホテルに泊まった。
内装やアメニティーがおっしゃれ〜だけど、まぁビジネスホテルだ。


本当ならそのホテルで寝ておきたいところだが、鞭を打って3人で
高知の町へ繰り出した。
まずは駅の構内にあるアンパンマンテラスへ。
キッズスペースもあり、グッズもたくさん置いてある。
疲れ知らずの息子はそこでもアンパンマンに囲まれご満悦。

途中、駅周辺で「土佐おもてなし勤王党」なる地元アイドルグループ?が
歌を歌っていた。
馬風岩崎弥太郎風のお兄ちゃん達が歌って踊っている。
私少し、回復する。
さらに、駅前に「坂本龍馬 武市半平太 中岡慎太郎」の巨大象に遭遇。
少し回復する。

土佐名物、日曜市がまだしているとの情報。
しかし、すでに4時近く…次々と店じまいをしているところだった。


足を伸ばして「ひろめ市場」まで。
お目当ては「明神丸」の藁焼きかつおのタタキ。
まだビールを飲むほど回復していなかったものの、かつおの美味しいこと
美味しいこと。
息子もトマトとかつおを交互に食べていた。
ほぼ回復。


「お魚おるねぇ、りょうまりょうま♪」と市場の雰囲気が面白かったようで
ご機嫌だった息子も、さすがに父ちゃんに抱かれて眠ってしまった。


夕飯どうしましょう…かつおとトマトだけじゃぁ、お昼を抜いてしまったと
同様の私の胃袋が満足するわけはなく。

旦那も地元の居酒屋で飲むことが目的のため、ここでホテルに引き返す
わけにも行かず…


結局眠った息子を抱え、商店街をフラフラ。目的の居酒屋は本日休業…
さらにフラフラ。
なんとか携帯で探しあてた居酒屋へ。
「たたき屋」という名前だけあって、タタキが美味しかった。
うつぼのタタキも頂いたが、脂身がすごい。
あさりの雑炊が荒れた胃と、寝起きの息子に優しい味でちょうど良かった。

こうして、高知1日目終了。
みんな仲良く9時半就寝。