アンパンマン紀行②

2日目。


朝から駅へ引き返し、高知駅では受け取れるというアンパンマン弁当(要予約)
を入場料を払って買い求め、桂浜に出発!
本当なら龍馬資料館へ是非とも立ち寄りたい所を心を鬼にしてスルー。
目的は桂浜水族館


高知へ旅行した人は必ず訪れているであろう、あの龍馬像からとぼとぼと
桂浜へおりたそこにある水族館だ。


私たちも多くの観光客同様に、まずは龍馬像の前でパチリと記念写真を
撮り、水族館へ。


入館料1100円はちょっと高めだなぁと最初はその小規模さに思ったのだ
けれど。
入ってみて、そのアットホーム感といいましょうか、手作り感が感じられ
また魚や生き物との距離が並大抵の水族館より近いので、とっても満足♪
素通りのはずが、2時間近く楽しめた。
息子はウミガメが餌を求めて近づいてくるのが面白かったらしく、
「カメさんどうぞぉ」と何も持ってない手を何度も伸ばしていた。
カメさんはカメさんで何かもらえると思って一生懸命に首を伸ばし、少し
気の毒だった。ごめんね、カメさん。


イルカもアザラシもショータイムではないにも関わらずサービス精神旺盛で
色んな芸(本人は遊んでいるつもりなんだろうけど)を見せてくれた。
私的には巨体を揺らして暴れるアザラシが最高だったけど。
ペンギン好きの息子はペンギンが鳴くたびに爆笑。
その後も当分「ゴーゴーゆぅてペンギン鳴いとったなぁ」と見事な岡山弁で
繰り返していた。


続いて、今回の旅のメインイベント「アンパンマンミュージアム」へゴー!!
作者のやなせたかしさんの故郷である香美市というところにあるのだけれど
閑静なというか、本当に田舎に突如現れる栄えた一帯だ。


天気もよく暖かかったのでミュージアム前の公園でお昼を食べ公園の遊具で
遊んだ。

同じくらいの女の子が葉っぱを息子にあげたいらしかったのだが、お互い
恥ずかしくて受け取れず渡せず…その姿がなんとも愛らしい。
息子はSLマンの遊具を運転する気まんまんで、「しゅっぱ〜つ!」と
エア操縦を当分していた。
すべり台とかすればいいのに…


立ち去りがたい息子を半ば無理やり連れて、ミュージアムへ。
アンパンマンミュージアムは本当に素晴らしかった。
子どもはもちろん大人も楽しめる。
やなせたかしさんの意向で、館内はビデオもカメラも自由に撮ってOK
なのだけど、それをブログなどに掲載することはNGらしいので、省略。


原画や様々な絵が展示してあり、どれを見てもアンパンマンの優しさと
強さがにじみ出ていて、感動した。
地下にあるパン工場バイキンマン城やジオラマは、すべてが子どもの
目線で、様々な仕掛けがあり、誰もがもアンパンマンになれる。


終始大興奮だった息子。
特にパン工場が気に入ったようで、パンをこねたり何やらアンパンマン
電話で話をしたりした様子。
アンパンマンはきみっさ〜♪」と大声で歌っていた。


現在92歳で現役のやなせたかしさん。
みんなを楽しませよう、笑顔にしようとするやなせさんの人柄とアンパンマン
の勇気、元気、優しさが溢れるミュージアムだった。


最後に家族3人でパチリ。


アンパンマンにあふれた高知の旅は家族3人大満足だったのでした。