流星の絆
もう読んで1ヶ月くらい経つけど、一応覚え書。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: 単行本
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ドラマにハマっていつか読んでみたいと思いながら、重そうなハードカバーに
なかなか手が出ず。
古本屋で見つけて買ったのもすでに半年ほど前なのに、文庫本や短編モノ
ばかりを先に読んで。
いやぁ良かった。
ドラマとは最後が全く異なるけど、それぞれの良さがあって。
個人的には、ドラマの方が宮藤官九郎のエキセントリックな感じと人情味が
溢れる感じ?が最後まであって好きだったけど。
『そらに輝くよキラリぃ、星がじわりぃ、滲んでくよ〜♪』
本を読みながら、頭の中をずっと流れておりました。
本とは離れるけど、このドラマを観た頃から三浦友和ファンになった私…
味のあるあの演技!えぇわぁ…だけどちょっと恥ずかしくて大きな声では
言えませぬ。
でも、「転々」も「アウトレイジ」も「陰日向に咲く」も「三丁目の夕日」も
「沈まぬ太陽」も「食道かたつむり」も。
「転々」以外は主役ではないものの、主役を喰うほどいぃ味出しすぎ。
あの、肩肘はりすぎない力の抜けた感がいい。
「僕、自然体なんすよぉ」と自分で言っちゃうような、力を頑張って抜いている
若い俳優には真似できないあの、力の塩梅が素晴らしい。
と、思う。