帰省

先週末に、病み上がりの息子を連れ旦那の実家のある鳥取に帰省した。
昨年の10月以来、今年初めての帰省だ。


いつものことながら、上は6年生から下は2歳までの6人の子ども達が集ま
ると、にぎやかなことにぎやかなこと。
最近、恥ずかしがり屋で場所見知りをする息子だが、久々の帰省にも関わらず、
私たちが荷物を車から降ろしている間に、独りですんなり家に入り、
従兄弟たちと一緒にすぐに遊び始めた。
血縁の力なのか、子ども同士の力なのか。


旦那の実家は南は大山、北は日本海
6人の子ども&私たち夫婦で海まで散歩したのだが、さすが日本海
瀬戸内の波とはワケが違う。
「ザッブン、ザッブ〜ン!!!」と東宝映画の始まり(今は違う?)のよう…
息子もいつも見ている海と様子が違うのでたじろいでいたけど。
まぁ、他の子どもたちは慣れたもので、あれよあれよという間に岩場を
駆け下り、波打ち際で裸足で遊んでいる。
見ている方が、ハラハラ。
監督責任があるので「危ない」を連発するも、意味はなく。
どこが安全で、どこが危険なのか子どもたちが一番よく知っているらしい。
しかし、案の定6歳になる甥っ子が、波打ち際で滑り、全身びしょ濡れ。
フツーなら大ケガをしそうな所だが、擦り傷一つないところがたくましい。


甥や姪、そして息子を見ていると、同じ従兄弟、同じ姉妹でも、興味もわんぱ
くさも、性格も当たり前だけど全く違うのが面白い。
私は一人っ子なので兄弟の関係って体験としてないのだが、弱肉強食に似た
力関係とか、お互いにドライな優しさの表現の仕方とか、結構シビアな目線とか、
「ホッホーぅ」と感心すること満載。
となると、早く息子にも兄弟を作ってやりたいなぁと思う。
というより、正直私が兄弟なるものを育ててみたい。



1泊した翌日、私のワガママでとっとり花回廊にお義母さんやお義姉さん、
姪っ子たちと行き、満開の桜やチューリップを見て春を満喫した。
お義母さんには、可愛い花の苗まで買っていただいて♪
滅多に全貌を現さない大山も見事なほどに、はっきり見え本当にキレイだった。

              (6年生の姪撮影)

今回も、嫁らしいこともせず愚嫁のまま子どもたちとひたすら外で遊び、
家ではドンジャラをし、温泉に入り、お義母さんにとって私も孫の一人のような…
早く一人前の嫁になれるよう…って今さら無理だな。ははっ。