GW

GWがやってきた。
28日は旦那の会社のメーデー祭り?だった。
メーデーは私には関係ないので、旦那と息子を車で送って一人でブラブラ。
息子は、旦那の上司や同僚にアイスやらお子様ラムネやら大量のお菓子やらを頂いて、御満悦だったらしい。


その後、少し足を伸ばして「大鉄道博」へ。
実物車両があったり、いろいろな踏切があったり、プラレールではない鉄道模型ジオラマがたくさんあったり。
とにかく、電車好きには天国のような催しだった。


乗りテツ、撮りテツいろいろあるだろうが、息子をあえて言うなら踏切テツ。
なぜか、踏切のところから離れようとせず「カンカン言うかなぁ」「ピカピカしとるなぁ♪」と何とも嬉しそう。
何が萌えるのか母には理解できず、新幹線乗ろうよぉと誘うも「いらん!」と一蹴。
しばらく一通り踏切を満喫して、ようやく他へ移った。


次は、車掌さんの帽子を被らせてもらって、実物の運転席に座り写真が撮れるコーナーへ、400円也。
最初はあまり乗り気でない息子だったが、階段を上ってたくさんのボタンやレバーがある運転席を見ると興奮マックス!
「おぉ!、電車しゅっぱ〜つ!!」と言いながら、色々触っていた。
しかし、2分の時間制限のため、あっという間に終了。

          [終了を告げられた時の顔]
この顔からもお分かりのように、そんなもので満足するはずもなく、降りる階段では「まだ乗るのぉ〜、さく運転手さんなのぉ!出発するのぉ!!」と大声で泣き叫びながら父ちゃんに抱きかかえられるハメに。
そりゃそうだよな、大人は記念写真で気がすむけど、子どもは色々もっと触って体感したいよなぁ。


何とか気を紛らせ、新幹線に乗ったり(親子で600円也)、手漕ぎのレール自転車に乗ったり、ジオラマに大興奮したり。

私も旦那も決して電車好きではないが、あのジオラマには何かそそられるモノがある。
町並みや駅、線路周辺の土や石の雰囲気までも忠実に再現してあり、そこをミニチュアだけれど、超精巧な電車や新幹線が行き交う。


あれを部屋中に敷き詰めて、電車と同じ目線で一日中眺める気持ちも、すこ〜し分かる気がした…いやホントはかなり分かる(笑)
息子に「さくらだねぇ、あれは小町じゃない?」とか「N700系が来たねぇ、ドクターイエローだぁ!」とか言えてる自分が少し怖い。
できれば娘とシルバニアファミリーとかで遊びたかったなぁと、ほんの少しだけ思った…


帰りも「まだ遊ぶぅ!運転手さんになるのー!電車のり行くの〜(涙)」と眠いの半分で叫び散らしていた。
周りの人は苦笑。親の私たちは爆笑。
そんなに楽しかったかい、鉄道は。良かった良かったと息子を神輿のように二人で担いで帰った。


話は、変わるが…
この大鉄道博…入場料が大人1300円。で入場してから乗り物に乗る度に数百円かかる。
正直、子どもはそこそこ楽しいだろうが大人は値段の割に…ん〜??ってな感じ。
でもね…見るからに「俺達、鉄道愛してます!」のスタッフの人ばかりで。
ジオラマを操縦?している人なんて、完全独り悦に入っていて。
なのに接客をしている人たちはとにかく不安そうで。
できる限り話しかけないでくださいオーラ満点の人か、もしくは超頑張ってむやみやたらにサービス精神旺盛の笑顔120点の人か…
でも、みんな一生懸命に働いているのがよく分かって、気持ちが良かった。


帰ってからも「さく、運転手さんの帽子かぶってぇ、しゅっぱ〜つしたの♪」と嬉しそうに言う息子の顔を見て、ホント行って良かったと思えたのでした。