病床記

ちょー久々に携帯でブログを書く。

39℃の発熱、激しい頭痛と嘔吐。
金曜の夕方から完全ダウン。

何も食べる気も起きず、なのに少し頭を持ち上げると、待ったなしで胃からこみ上げてくる。
でるものないよぉってのに。

なんとか病院に自力で行くも車中でも吐き、挙げ句の果てに先生の顔を見ていたら吐き…
「まぁ風邪の初期症状かな?」と頓服のみ処方。マジかよ!これが風邪かよ!っと思わないでもなかったが、そんな元気もなく帰宅。

金、土、日曜と息子は全て旦那と父に任せ、家事は全て旦那と母に任せ。床に伏せるも一向に回復の兆しなく。
頭は割れとるんちゃうか?と触ってみたくなるほど痛く、眼底も痛くて目も開けられない。
熱も薬がなければ常に39℃をキープ。
頭がヘルメットなら取り外して中を洗いたい気持ち。中に冷えピタをペタペタ張り巡らせたい気持ち。

で、日曜の朝見かねた家族が当番医に連れて行ってくれました。しかも脳神経外科

お医者さんに出会った印象…さすが!外科!白衣でなくて緑の術衣!しかも清潔感などなく疲れた雰囲気満載だぁ…っと。
で、経緯など話していると「う〜ん、脳外の立場からこの熱の原因として言えるのは髄膜炎だけど、君の顔を見てたらそんな重篤な感じしないもんなぁ」と。
呆気に取られついヘラヘラしていると「髄膜炎患者はそんなふうに笑えないよ」と。
阿呆の子のように「じゃぁそうなんでしょうねぇ」と言ってしまった。
しかし、何が先生の考えを変えたのか、「じゃっ血液検査と髄液検査もね!」っとPCの画面をポチッと押していた。恐るべし脳外科医。

そんなこんなで、髄液をとり(脊椎麻酔と同じ痛み)一時間ほど点滴を受け、ゴロゴロしていると結果が出たと。


「…ヘラヘラ笑ってられない髄膜炎でした」と医師。隣の看護師さんが追い討ちを掛けるように「ちょっとショックねぇ」と。
ずっず髄膜炎!って乳児かお年寄りがなる病でないの?大人がなったらヤバいんじゃないの?
何も言葉がでない私を見て先生が「ウィルス性だからそんな重篤化はしないよ、早くて一週間で治るよ!」と。
1週間も掛かるなんて、そっちの方がショック。さらに対処療法しかないため痛み止めしか処方できないと。
はぁ、この熱と痛みと吐き気にまだ1週間も付き合うなんて…トホホ。


今は薬が効いてこんなに長いまとまりないブログを書いているが、薬が切れるとたちまちに頭を抱えてのたうち回ることになる。

しかし、今回何よりも感じたのは家族の有り難みだ。
旦那にはいつも頼りっぱなしだが、母はやはり母なので本当に頼りになる。
父も「お前あたまパーなるぞぉ」とか小学生並みの励まし方だが、息子を寝かしつけてくれていた。
さらに隣のおばちゃんは金曜に夕飯を持ってきてくれた(この日は母も高熱でダウン→即復活)。
息子も「トントンしたらなおるからね〜」と言いながら、頭をぐーでトントンしてくれ「なおった?なおったね!おーきーて!」と言いながらも余りそばには来ず、大人しく遊んでいる。

健康第一!
完治した暁には美味しいものでも腕によりをかけてこさえまっせ!