自分そだて。

約10日ぶりに月曜から保育所に行き出した息子。


正直、不安だった。
分離不安で泣くのではないか…ではなくて。
お友達と仲良く遊べるか…先生の言うことを素直に受け入れるか否か…


というのも、1週間熱やら咳・鼻水で家に引きこもっていたせいもあり、チョーにチョーがつくほどのワガママぶり。
思い通りに行かないと、「ギャオォー」と吠えまくり。
おばあちゃんに「○○しなさい!」と命令口調で言われると「いやだ!」と手にガブリと噛みついたり。


9月末のブログに「落ち着いてきた」と成長を喜んでいたのに、びっくりするくらいのバックオーライ。
覚悟はしていたけど、ここまで退けるとは…はははっ


で、お便り帳にも「噛みつくかもしれません」「わがままマックスです」と自分の子育ての下手さ加減を露呈して、送りだした。


お迎えに恐る恐る行くと、先生から開口一番「今日は大変でしたぁ!」と。
やはり…
お友達と遊びたい気持ちが先走りすぎて、お友達が他の事に一生懸命になっているのに、後から抱きついたり自分の遊びに誘ったりし、「いやだ」と断られると、逆上して噛みついたそうだ。
跡が残るほどではなかったそうだが、本当に申し訳ない。
どうやら、息子の中には白か黒かしかなくて、中間色や色が混ざり合う時間というものがないらしい。


ふぅ〜。
帰りの車の中で懇々と話をするが、完全に眼が泳いでいて話を逸らそうとするので、余計にこちらも腹が立つ。
家に到着して、さぁ車から降りるよ!と言うと、
「かぁちゃんは出て車しめて!さくね、反省するの!」と…
「反省」という言葉、保育所で「反省しなさい!」と外に出されていた話は聞いたけど…


思わず吹き出しそうになったが、ここは我慢と「じゃぁ反省してて」とスタスタ家に入った、フリをした。
すると、15秒ほどだろうか…傍からみて反省中と言えるのは。
その後は、ハンドルを回したりウィンカーを触ったり…
どうみても反省中には程遠い様子。

「何してるの?」と声をかけると「へへへっ」と照れ笑い。
はぁ…先は長い。


この日は、夕方から散歩や砂場での遊び、プラレールに絵本にお風呂まで、私の主観ぬきに息子の目線で一緒に遊び倒してみた。


すると、ワガママでもなく甘えん坊でもなく、とても嬉しそうに私の眼を見てすり寄ってくる。
私自身が、息子の求めているモノに目を向けずに過ごしていたんだなぁ…と反省。


ホント子育てって自分を子どもに育ててもらっているなぁ…


次の日だった昨日は、穏やかに過ごせたそうで「明日もあそぼーな♪」と先生やお友達に言いながらとてもいい笑顔で遊んでいたそうだ。


これで終わりという訳ではないだろうけど、ホント私の気持ちや体調が影響を及ぼすと改めて痛感。
ドーンと構えたブレない母ちゃんには、まだまだなれそうにないけど頑張るよ。